少し前にブリジット・バルドーのことを書きましたが
彼女の映画を見てから、特に60年代頃の映画をいろいろ見ることになります。
次に見たのはこちら。加賀まりこさん主演の「月曜日のユカ」。
和製ブリジット・バルドー(BB)と呼ばれていた、と聞いたので、
「BB好きとしては見なければっ」という単純な理由で買いました。
内容はとっても衝撃的で面白かったです!
加賀まりこさん目当てで買ったのに、これは嬉しい誤算でした。
話の内容は少し重い感じなのに、映像がとてもお洒落で軽い感じ。
一方で急に早まわしになったり、止まったり。
どんどん惹きつけられてしまいました。
また、ロケ地が横浜とのことで、ハマっ子の私はそちらも存分に楽しめました。
特典映像には今と昔を比較しているロケーションマップもあったりして。
超老舗ホテル、かのマッカーサー元帥も宿泊されたという
「ホテルニューグランド」も出てきました。
こちらは現在とあまり変わらないことがびっくり。
どうかこのまま古き美しい姿から変わらずにいてください・・・
さてさて、肝心の和製BBですが・・・
とてつもなく可愛い!!!
小悪魔だけど、ピュアな笑顔がまるで妖精!!
私としては、BBの小悪魔と加賀まりこさんのは別物かなーと思いました。
「和製BB」というと、BBの二番煎じみたいになっちゃう・・・。
でもその呼び名のおかげで、私もこの映画の存在を知られたのですけど(´^`;)
BBのプリプリお尻をふったりする分かりやすい小悪魔要素で
男の人は「もぉ~しょうがないなぁ(デレデレ)」みたいになっちゃう(予想)のと違って
加賀さん、というか、この映画の「ユカ」は心にジワジワ染み込んできて
忘れられなくなってしまう・・・みたいな感じかな、と個人的には思っています。
あ!あと出演者クレジットに「中尾彬」とあったのですが、
最後まで見てから「あれ~ネジネジさんはどこにいたのかしら??」なんて思っていたら
加賀さんの相手役でとっても男気のあるさわやかな青年が
「中尾彬」さんでした(⦿_⦿)!
でもちょっと面影がなかったような(・◇・。)?
あと、加賀さんの生き様が感じられるこちらの本も大好きです。
チャーミングとかキュート、という言葉がこれほど似合う人は
いるのかしら、と思わせる一冊です。
「純情ババァになりました」。このタイトルのつけ方も好き。
この本は、前に出した「とんがって本気」に加筆修正・再構成し、
改題した作品とのことですが「とんがって本気」のタイトルも好きでした~。
実は「とんがって本気」も持っていました。
一度廃棄してしまったのですが、また読みたくなって買いなおしたら
「純情~」に変わっていて、当初は「え?」って思いましたが、
どっちのタイトルも加賀さんぽくて好きです♪
加賀さんの映画はまだ見たいものがあるのですが
今9ヶ月の息子がもう少し手がかからなくなったら(その日がくるのは寂しくもありますが)
落ち着いて見たいと思います。
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