以前、母から貰ったバーバリーのトレンチコートのことを書きましたが、
もはやヴィンテージ級の年季の入ったものだけに、1箇所だけダメージが出てしまっています。
両袖口。かなり擦り切れています。
少し前に気づいていたものの、その時はあまり目立たなかったので「まだいっか」と思っていたら
あっという間に目立ってきてしまいました。
ちょっとひどい状態なのでお直しに出すことにしました。
バーバリーのカスタマーサポートへ問い合わせてみる
購入した際に店員さんが「購入後、数年経っててもお直しできる」と
言っていたことを思い出し、さっそくバーバリーのカスタマーサポートへ
メールで問い合わせしてみました。
すると、すぐに丁寧な返信が。その中でこんな記載が。
「コートに「三陽商会」といった表記がある際には、以前バーバリーと
ライセンス契約を結んでいた三陽商会にて製造/販売された製品となるので、
修理については、三陽商会カスタマーサポートまでお問い合わせください。」
え?そうなの?と思って自分のコートを見てみると、三陽商会のタグがありました。
いつの間にライセンス契約終了してたの?と思って調べてみると、2015年に
契約終了していたようです。
きっとその時に話題になっていたと思うので、私が知らなかっただけだと思いますが・・・。
2015年以前に日本国内の百貨店などで買ったものは、三陽商会製が多いと思われます。
どうりで少し前にバーバリーの広告を見ていたら、とてつもなく高くなっていて
(私が買った当時も高かったけど)この10年でそんなに値上がりしたのね、と思っていたら
イギリスからの直営展開のみになったことで値段に影響が出たそうです。
と、言うことで教えて頂いた三陽商会のカスタマーサポートへ電話してみました。
かつてバーバリーとライセンス契約を結んでいた三陽商会に問い合わせてみる
すると、三陽商会がバーバリー製品の修理をずっと委託している業者があるので
そちらに問い合わせてみて、と。
ゴ、ゴールまで遠い(; ・`д・´)
で、問い合わせてみたところ、修理費以外にもいろいろ込みで1万円越え(´・ω・`)
でも、それだけの価値があると思うんです。
ずっとバーバリーの製品を修理されてきて、熟練の職人技で直してくださる。
郵送でのやり取りのみなので、郵送代などがかかるのも仕方ないですからね。
近所のお直し屋さんにも問い合わせ
近所のお直し屋さんでも聞いてみました。
一応ね( ゚∀゚)アハッ
すると、袖口を単純に縫い上げる修理方法だと3,500円。でも擦り切れている部分は
ひっくり返して裏を見れば見える。
擦り切れている部分を内側に入れ込む方法だと、プラス1,000円(計4,500円)。
擦り切れ部分は見えなくなる。
擦り切れ部分が露出していると、そこをまた引っ掛けたりしないかなーと思ったので、
プラス1,000円の方でお願いしました。(アレ?最初の三陽商会のお直し屋さんの方は・・・)
お直し後の仕上がりはこちら!
すっごいきれいに直った!
擦り切れ部分を中に入れることによって縁が2重になり、今までより強度が増したのでは?!
→
少し袖丈が短くなると言われていましたが、たしかに少しだけ短くなったような気がしますが、
許容範囲です。もっと短くなってしまうと思っていたので嬉しい!
→
正直、こんなに綺麗に直るとは思いませんでした。
しかも時間がかかるのは覚悟していたのに、1週間でできました!
(よくあるチェーン店のお直し屋さんです)
これでまたあと10年、着られそうです♪
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